日々過ごす中で、家事の負担を少しでも減らして、自由な時間を作ったり、家族や子供と過ごす時間を増やしたいなと思ったことはありませんか?
一人暮らしでも家族持ちの方でも、自宅にハウスキーパーさんなどお手伝いさんがいない限り、「料理・洗濯・掃除」などの家事はこなしているかと思います。
そこで今回は、「食器洗い」からの解放をテーマに書きたいと思います。
目次
「食洗機」導入検討の背景は?
皆さんは、食器は手洗いされていますか?
我が家も2019年の冬頃までは手洗いしていました。
私自身、単身のサラリーマンなので、洗い物も多くはありませんが、単身者は家事分担がなく、全て一人でこなす必要があります。
元々、家事は得意なほうではありませんが、年明けからテレワークが始まり、自宅での食事機会が増え、シンクに洗い物が溜まっていくのが悩みでした。
これまでも仕事に忙殺される感じでしたが、さらに家事負担を減らしたいと思うようになり、「食洗機」導入に踏み切りました。
どれくらい食器洗い時間を効率化できるの?
基本的には「食洗機」は洗浄、機種によっては乾燥・除菌状態で保管までやってくれます。この基本機能の”洗浄”を使うだけでも、家事負担を大幅に減らせます。
◾️手洗いの場合
※1回あたり平均30分で試算
30分×1回×7日×52週=年間182h(週3.5h)
30分×2回×7日×52週=年間364h(週7.0h)
30分×3回×7日×52週=年間546h(週10.5h)
食洗機の場合は、食器を入れるだけで済むので家事負担を大幅に削減できます。
ポイント
◾️食洗機の場合
※食器を入れる時間:1回あたり平均5分で試算
5分×1回×7日×52週=年間30h(152h削減)
5分×2回×7日×52週=年間60h(304h削減)
5分×3回×7日×52週=年間91h(455h削減)
導入に向けて検討したことは?
時短のメリット享受との引き換えに「食洗機」検討時、悩んだことが4つあります。
疑問点
- 初期導入費用は?
- 本当に汚れが落ちるか?
- キッチンスペースに収まるか?
- 入る食器の量は?
⬇️我が家の食洗機
1.初期導入費用は?
最新の価格.comを見ると、「食洗機」は4万円〜8万円となっています。
私はBiccameraで値切って6万円のPanasonic機を購入した訳ですが、仮に6年使うなら、1年あたり1万円でそのメリットを受けられる!安い!と感じて、導入に踏み切りました。
つまり、我が家の場合は年間152hの時間創出効果を1万円で買ったのです。
※運用コストは、メーカーや仕様にもよりますが、光熱費が極端に高くなることはないと思います。
効率的な水の使い方で水道使用量が減る一方、(私が購入したものは)湯洗いを基本とするためガス代・電気代がかかります。
つまり、行って来いでコストに大きく膨らむことはないと考えています。
※上記以外に分岐水栓費、(取付を業者に依頼する場合は)取付費用がかかります。
2.本当に汚れが落ちるか?
「食洗機」購入がきっかけで、料理に時間をかけられるようになり、バリエーションも増えました。
様々な汚れタイプを経験していますが、正直、全ての汚れに”完璧に”対応しているかといえば、そうではありません。
経験上、”カレーの焦げつき”や”鍋の焦げつき”などは、予洗いが必要と思います。
ただ、念入りな予洗いは必要なく、焦げつきを重点的に流す感じで大丈夫でした。
食洗機は90年代に日本で発売され、当時の”汚れが落ちない”口コミ/刷り込みを、未だにに引きずっている、家電業界としても”負のカテゴリー”だと思っています。
発売当時の洗浄具合と比較した訳ではありませんが、家電メーカーも工夫と改良を重ねたのでしょう。
私はさっさと購入していれば良かったと改めて思います。
3.キッチンに収まるか?
これは我が家の最大の課題でした。
我が家のキッチンは、シンク/ガス台部分も含めて1650mmなので、広い方ではありません。
勿論、キッチン上ではなく、別スペースに設置する方法もあるかと思いますが、我が家では導線上、その選択は考えられませんでした。
・1650mmのスペースのうち、どの程度「食洗機」のスペースとして割けるのか。
・どのメーカー/サイズなら可能か。
しかし、キッチン台に置けるスペースをベースに考えると「食洗機」の庫内容量が小さくなり、使い勝手に影響が出そうなため、まず使いたい「食洗機」のサイズ感を確認し、設置しました。
※どう設置したかはこちら➡️
4.入る食器の量は?
ご家庭により、使うお皿のタイプにもよるかと思いますが、私が購入した「Panasonic」のスタンダード機NP-TZ100だと、鍋などは手洗いすることを前提に、夕食だと3-4人分は入ると思います。
※どのくらい入るか検証はこちら➡️
食洗機導入に向いていないご家庭とは?
「食洗機」の導入に向いていないご家庭もあります。
庫内容量にもよりますが、最も洗い物が出やすい夕食を想定すると「5人以上の同居者がいる」ご家庭だと、2回の洗浄が必要となる可能性が高いという意見もあります。
もちろん、食洗機に入らない食器や鍋は手洗いし、その他は「食洗機」に任せることで家事の時短に繋げられるため、使い方次第にもよるかと思います。
どんな人・ご家庭に向いているか?
小さいお子さんがいるご家庭、テレワーク(在宅勤務)の方、夫婦共働きDINKS、仕事バリバリの一人暮らしの方などは、初期の導入費用や手間以上に、余暇時間創出のメリットが感じられると思います。
私も、今ブログを書いているように、仕事の帰宅後や休日は、趣味などに充てられる時間を増やすことができました。
これを読んでくださっている皆さんの自由時間創出の助けになれると嬉しいです。
追伸:購入の際には、事前に置き場所、導入動線の確保してくださいね。